子育てしながら自分の夢に向かって
- 藤原 葉菜(ふじわら・はな)さん
- 移住歴:2023年3月 京都市→下諏訪町
- 家族構成:ご主人と長女の3人家族
- 職業:グラフィックデザイナー&焙煎士
京都市でデザイン会社が運営するカフェのバリスタとして運営に携わっていた藤原さん。
実家が長野市だったこともあり、出産を機に両親の近くに住みたいと考えるようになりました。
2023年3月、家族で下諏訪町に移住。(ご主人は下諏訪町の地域おこし協力隊として活躍中です)
子育てに奮闘しながらもグラフィックデザイナー&焙煎士として地域で活躍されています。(2024年6月取材)
移住のきっかけ
子どもが産まれたことで、行く行くは自分の店を持ちたいと考えるようになりました。また、子育てしながら働くならバリスタではなく、最前線から一歩引いた「焙煎士」としてキャリアを積みたいと思いました。
長野市にいる両親と行き来しやすい場所に住みたいと考えていたこともあり、独立、子育て、移動距離などを踏まえた上で、京都から長野県への移住を決意しました。
下諏訪町に決めた理由
デザイン専門学校3年生の時、課題で諏訪湖周まちづくり芸術祭に参加したことがあったのですが、その時、下諏訪商工会議所の方がいろいろ相談に乗ってくれて。この町の「来る人を拒まない空気」を感じました。
最終的にはマスヤゲストハウスに一人で泊まり、スタッフや地元民に相談する中で「下諏訪町おいでよ!」と背中を押されて移住を決めました。
夫はランニングが趣味で、移住先は走れる場所が良いということでしたが、諏訪湖畔のランニングコースを見たとき、走る夫と子どもが想像できたのも決め手になったと思います。
暮らしてみて思うこと
旅するように暮らしている感じです。
友達もできて声をかけてもらえますし、移住者のコミュニティが繋がっていて、先輩からお薦めのお店や場所を教えてもらって行ってみたり。
まだまだ毎日が新鮮で、新しい発見があります。
湿度が低くて夏の暑さも比較にならないほど快適なのも気に入ってます。
今のお気に入り
朝、子どもを送り出した後、仕事を始める前に水月公園へ散歩に行ってます。
歩きながら季節の移ろいを感じたり、鳥の声を聴いたり。大切な時間になっています。
移住を考えている方へのアドバイス
大切な人からいただいた「面白そうな人がいる所へ行け」という言葉が胸に残っていて。
外に出て人に会うことで更なるアドバイスが貰える、アイデアも広がると感じています。
勇気がいると思うけど、その一歩を踏み出してみたら良いと思います。