移住経験者の声



小久保裕幸さんは2013年、目黒区で飲食店を開業。その後お子さんの誕生を機に地元である八王子市に移転しました。お子さんに小麦アレルギーがあったことから無農薬の地元野菜を使ったグルテンフリー・シュガーフリーなヴィーガン料理を提供するように。
 
そして2022年3月、八王子市から茅野市に移住。
古い工場だった建物を7ヵ月かけてご夫婦で改装し、蓼科食堂「やまのいき あめのこえ」として2022年12月、オープンしました。現在は食堂を切り盛りしながら畑仕事も本格的にチャレンジ。消費する暮らしから、自分たちで生み出す暮らしに近づいたと感じていらっしゃるそうです。(2024年6月取材)


移住のきっかけ

八ヶ岳山麓に何度か遊びにきていて、山並みや広々とした感じがいいところだと思っていました。
その時は借家だったので自分たちの家を持ちたいとも考えていて、移住するなら直感的にこの辺りがいいなと感じました。

茅野市に決めた理由

八ヶ岳西麓の地域で住居とお店が別棟で同じ敷地内にあり、さらに畑もある中古物件を探していました。
最終的には3つの物件に絞り、敷地の広さも環境も満足できる現在の家を選びました。
子どもの教育環境としても大勢の中で学べる方が良いと考えていましたので、茅野市を選びました。

暮らしてみて思うこと

畑もあって庭もあって。
家に居ながら、どこに出かけなくても満足できる生活が送れていると感じています。
冬は確かに寒いですが、その分自然の美しさを感じることができますし、空が広くてカラッとした気候は自分の身体に合っていると思います。

今のお気に入り

良いところは色々あると思いますが、ここでは温泉が楽しめることでしょうか。
近くに温泉スタンドがあるので、ほぼ毎日温泉を汲みに行き、自宅で温泉を楽しんでいます。

長年悩まされていたアトピーも薬をつけなくてもよくなり、温泉の有り難さを実感しています。

諏訪エリアには温泉施設がたくさんあるので、少し足を延ばして日帰り入浴にも行きますね。


7ヵ月かけてご夫婦で改装した店内

7ヵ月かけてご夫婦で改装した店内


無農薬野菜をふんだんに使った料理を提供

無農薬野菜をふんだんに使った料理を提供


移住を考えている方へのアドバイス


具体的なアドバイスは特にないのですが、「ここが良い」と思った自分の気持ちや直感を大切にして決めるといいのではないかと思います。