二拠点生活で10年先の働き方を考える
- 津田 賀央(つだよしお)さん
- 移住歴:1年半 神奈川県横浜市→富士見町
- 「Route Design合同会社」代表
神奈川県横浜市出身の津田さん。
東京で電機メーカーに勤めながら、2015年5月から富士見町へ移住しました。
同年7月に富士見町でRoute Design合同会社を設立。
町役場の移住プロジェクトに携わるほか、週3日は東京のメーカーで仕事をする、二拠点生活とダブルワークを実践しています。(2016年10月取材)
移住のきっかけ
東京で電機メーカーに勤めているのですが、今後10年先を考えると、働き方はもっと変わるんじゃないかと考えるようになっていました。
そこで “30代後半の実験” として、働き方そのものを変えていこうと思ったとき、「好きな山の近くに住みたいな」という思いも一緒に芽生えました。
そんな中、たまたま家族で八ヶ岳を訪れた際、「この辺に住みたい!」という妻の発言を聞いて、「じゃあどうやって実現しよう?」と考え始めたのがきっかけです。
この場所にした決め手になったのは?
最初は富士見町の名前すら知らなかったのですが、たまたまSNSの繋がりを通じて知り合った、富士見町に移住した人たちとの出会いによって、「『八ヶ岳のどこか』ではなく、この町に住みたい」と惚れ込んでしまいました。
環境や風景も大事ですが、人のつながりは大きいです。
暮らしてみた感想
移住前は特に気にならなかったのですが、これまで自分たちがいかに騒音や排気ガスの多い環境で暮らしていたのかが、よく分かりました。身体にストレスがかかりません。
また、地元で採れる美味しい野菜や食材のありがたみも実感しています。
東京は仕事の関係で毎週行ってますが、富士見町へ戻る度に、その風景の美しさに見とれてしまいます。
移住を考えている方へのアドバイス
とにかく現地へ行ってみましょう。そして知り合いを作りましょう。
地方のリアルな情報は、ネットにはあまり載っていません。
また、理想の家もすぐには見つかりません。
まずは住んでみながら、知り合いを増やして理想の家や土地を探していくことをオススメします。