仕事も趣味も、夫婦で満足できる生活を求めて
- 中山 京(なかやま・きょう)さん
- 移住歴:2023年5月 神奈川県横浜市→岡谷市
- 家族構成:奥様と2人家族
- 職業:信州味噌製造販売店勤務
神奈川県出身の中山さんは、10代の頃から全国各地の山でスノーボードをやってきたこともあり、田舎や山が大好きで、いつか山の見える場所に住みたいと思っていたそうです。
都会で暮らしてきた奥様のことも考え、移住するなら奥様の実家がある東京からのアクセスも良く、生活の面でも便利な場所が良いとぼんやり考えていました。
ご両親が原村で二拠点居住していたこともあり、何度か諏訪圏を訪れていましたが、お土産で買った信州味噌がとても美味しくて興味を持ち、さらに同社で求人募集があることを知り、直感的に電話をかけ応募。夫婦で工場見学に行き、社長と話す中で安心して移住できると感じて岡谷市に移住することを決めました。
現在は奥様も同社の社員になり、販売に携わっていらっしゃいます。(2024年7月取材)
移住のきっかけ
自分の両親が8年前、神奈川県と原村で二拠点居住を始めていて、夫婦で時々原村の家に遊びに行っていました。
ずっと山の見える場所に住みたいと思っていましたが、妻が運転免許を持っていなかったこともあり、一旦移住の話は保留に。
そんな中、コロナ禍で勤務先の休みが多くなった妻が、その期間を使って運転免許を取得しました。
生活環境を変えたいと感じていたこともあり、移住を本格的に考え、まずは移住先での仕事を決めようと思いました。
お土産で買ってから美味しくてファンになっていた味噌製造の会社が求人を出していることを知り、ここで働きたい!と思いました。
岡谷市に決めた理由
思い切って会社に電話したところ、社長から一度見学に来ることを勧められました。早速伺って話したところ、就職も決まり、首都圏からの移住なら「移住支援金」という制度があることを教えてもらいました。岡谷市で住まいを探し、夫婦で住むのにちょうどいい広さの新築アパートに入居することができました。
暮らしてみて思うこと
大好きな山に囲まれた環境で、毎日が幸せです。
長野県にはたくさんのスキー場がありますが、岡谷市はどこへ行くにもアクセスが良いです。
東京へ行くにも特急あずさで2時間ちょっと。生活環境も、以前いた場所より便利かもしれません。
冬はやはり寒いですが降雪量は多くなく、数回雪かきするくらい。
夏は湿度が低くて快適です。あと暮らしていて音が靜かなのも嬉しいです。
今のお気に入り
冬はもちろんスノーボード。冬以外の季節も会社の同僚とテニスに行ったり、スポーツで汗を流しています。
サウナも好きなので日帰り入浴施設「ロマネット」によく行きます。
あと二人とも焼肉が好きなので、近所の焼肉屋に歩いて行ったりと、今の生活を楽しんでいます。
移住を考えている方へのアドバイス
実際にその土地に行ってみて空気を肌で感じてみると良いと思います。
移住と考えるとハードルが高くなってしまうけれど、都内で引っ越すのと同じ感覚で捉えると敷居が低くなるのではないでしょうか。