医療・教育

移住の先輩が答えるQ&A ─ 医療・教育 編

大きな病気に対応できる病院は?

諏訪地域には大規模な地域拠点病院が3箇所あります。諏訪赤十字病院(諏訪市455床)・諏訪中央病院(茅野市360床)・岡谷市民病院(岡谷市295床)です。諏訪地域6市町村の人口が約20万人ですから、人口比では比較的恵まれています。産婦人科医・一般の病院・開業医も多数ありますので医療に関して大きな心配は必要ないと思います。


医療費の助成制度はありますか?

多くの市町村で、中学校卒業までは子供の医療費が無料化されています。また、高齢者に対する医療費の補助が手厚い市町村もあります。各市町村のHPで確認できます。


子供が病気の時の夜間対応は?

諏訪インター近くに「諏訪地区小児夜間急病センター」があります。毎日午後7時から午後9時まで診療していますので、急な発熱などの際にはご利用ください。ただし、けがややけど、ハチ刺され、誤飲などは除きます。事前に電話をしてから利用しましょう(0266-54-4699)。


子供を保育園に入れたいのですが。

長野県では保育園が充実していて、都市部のような「待機児童」の問題はほぼ皆無と言っていいでしょう。各市町村が運営していますので、移住先が決まったなら各市町村の保育課等に連絡をしてみましょう。市町村によりますが、土曜日にも保育を行ってくれます。


幼稚園はありますか?

前述の通り保育園に通わせる場合が多い長野県ですが、都市部を中心に私立幼稚園もあり、それぞれ特色を持った個性的な教育を行っているようです。


「学童クラブ」とはどんな制度ですか?

学校の下校時及び長期休業中等において、保護者が就労等により家庭にいない場合は、小学校6年生までの児童に対して適切な遊びや生活の場の提供を行うとともに保護並びに健全育成を図るため学童クラブを設置しています。多くの場合、平日休日共に夕方6時半頃まで子供を預けることができるようです。また、比較的低額ですが料金が必要です。


「森のようちえん」とはどんなものですか?

幼児期の子どもを対象に、屋外での遊びや運動を中心に様々な体験を深め、知力と体力を同時に高めることのできる全国的に注目される新しいスタイルの子育てです。多様な自然環境を活かした活動を通じて、子どもたちの知的好奇心や感性が豊かに育まれ、さらに異年齢の集団活動の中でコミュニケーションや社会性、自尊心や自己肯定感の向上も期待できます。諏訪地域には長野県による認定を受けた森のようちえんがあります。


小中学生の学校給食について

基本的に小中学校までの学校給食は完備しています。1ヶ月の給食費は6,000円〜6,500円程度です。自校給食の学校が多く、作りたてで温かく美味しい、栄養バランスの取れた食事が食べられます。


地域に私立の小中学校はありますか?

諏訪圏に限ると私立の小学校中学校はありません。人数はそれほど多くありませんが、諏訪圏内から電車を利用し、松本市内の私立小中学校に通学しているケースもあります。また、多少距離がありますが県境を越えて山梨県(甲府市)に通うケースもあります。


中高一貫校はありますか?

長野県内には県立の中高一貫校として屋代高校と諏訪清陵高校があります。諏訪圏の場合、諏訪清陵高校付属中学校に通学できます。(当然入学試験があります)


諏訪圏に進学校(高校)はありますか?

高校のHPをみると具体的な進学(合格)実績が掲載されています。諏訪圏では進学実績の高い県立高校があります。松本市や山梨県の高校へも通学は可能ですので、各高校のHP掲載の進学実績を確認してみてください。


私立の中学・高校はありますか?

諏訪圏には私立中学はありませんが、高校では茅野市に東海大諏訪高校があります。
また松本市や塩尻市には複数の私立高校があり、諏訪地域から電車通学をしているケースもあります。数は少ないですが山梨県の私立高校へ通学するケースもあります。


通える範囲に大学はありますか?

国立大学ですと信州大学(4年制・松本市)に通学可能です。また、山梨大学(4年制・甲府市)にも通学可能です。
公立大学では諏訪東京理科大学(4年制・茅野市)、私立では松本大学(4年制・松本市)、信州豊南短期大学(2年制・辰野町)などがあります。 また、居住する場所にもよりますが山梨県の国立大学にも一部通学可能です。


  • 記載している情報は2020年1月現在のデータをもとに作成されたものです。実際にご利用の際には必ず最新データをご自身でご確認ください。